「一人旅をしてみたい」
そう思ったとき、まず悩むのが「何を持って行けば安心できるか」ということ。
特に50代からの一人旅は、
若い頃とは違って体調のこと・安全面・快適さも大切になってきます。
- 忘れ物がないか心配
- 使わない荷物が多すぎるのもイヤ
- 万が一のために、備えておきたい
そんなあなたのために、この記事では、
「これは持って行ってよかった!」と思える安心アイテムを厳選してご紹介します。
50代女性ならではの視点で、
不安をやわらげて、安心して旅を楽しむための持ち物リストをお届けします。
持ち物リストの基本|まずは「旅の三種の神器」
これが揃っていれば、たとえ何か忘れても、旅はなんとかなるもの。
まずはこの「三種の神器」をしっかり準備しておきましょう。
1. スマホ(+充電グッズ)
今や旅に欠かせない命綱ともいえる存在。
- 地図アプリでの道案内
- 電車の時間確認
- 宿への連絡や予約情報の確認
- いざというときの緊急連絡にも
モバイルバッテリーや充電ケーブルも忘れずに。
充電が切れたスマホは「ただの板」です。
2. 財布(現金+キャッシュレス)
キャッシュレスが便利とはいえ、
地方や個人店ではまだ現金しか使えないことも。
- 小銭+お札(千円札多めがベター)
- Suicaなど交通系ICカード
- クレジットカード1枚
どんな場面でも対応できるように、現金とカード両方を持っておきましょう。
3. 身分証明書(健康保険証のコピーも)
宿泊時の本人確認、交通機関での割引利用、万が一の医療機関受診など
「身分証がないと困る場面」は意外と多いです。
- 運転免許証、マイナンバーカードなどの顔写真付きID
- 健康保険証(コピーでもOK)
旅行先で何かあったときの「お守り的存在」として、常に携帯を。
50代女性が「あると安心」な持ち物リスト
基本の三種の神器が揃ったら、
次は「これは持って行ってよかった!」と感じる、安心アイテムたち。
体調への気配り、急なトラブル対策、ちょっとした不便の解消など、
50代女性ならではの視点で選んだものばかりです。
旅先で「持ってきてよかった〜」と思えるものが、きっと見つかります。
1. 常備薬・サプリ・健康グッズ
普段使っている薬や、体調を整えるサプリメントは必須。
- 頭痛薬・胃腸薬・整腸剤
- 絆創膏や消毒液
- のど飴やマスク
特に慣れない土地では体調を崩しやすいので、
備えがあるだけで心強さが違います。
2. ストール・羽織もの
電車や施設の冷房対策に。
日中の日差しや、朝晩の気温差にも対応できる万能アイテム。
1枚あるだけで安心感があり、しかも軽い!
機能性+おしゃれ感もあって、旅の相棒としてぴったりです。
3. モバイルバッテリー
スマホが使えなくなる=地図も連絡もすべてストップ。
「充電できる場所が見つからない…」という不安を解消するには、
小型のモバイルバッテリーがベスト。
一泊程度なら「5000mAh〜10000mAh」タイプで十分です。
4. 小さなポシェット・サコッシュ
観光中や食事の時など、貴重品だけ持ち歩きたい場面って多いですよね。
大きなカバンとは別に、
- スマホ
- 財布
- ハンカチ・ティッシュ
が入る斜めがけできる軽いバッグがあると、とても便利です。
5. 折りたたみ傘 or レインコート
突然の雨は、旅のテンションを下げる原因No.1!
- 軽量の折りたたみ傘
- レインポンチョ(傘+カバンまでカバーできる)
どちらかがあるだけで、「雨でも大丈夫」な安心感が手に入ります。
ただ、傘が買えそうな場所であれば持っていく必要はありません。
一人旅で「意外とあってよかった!」アイテム
ここでは、持って行くか迷ったけど、実際に使ってみて「持ってきて正解!」と思えたアイテムをご紹介します。
なくてもなんとかなるけど、あると旅の快適さがぐんとアップするものばかり。
一人旅初心者さんこそ、ぜひ検討してみてください。
1. 軽量エコバッグ or サブバッグ
買い物や急な荷物が増えたときに役立つエコバッグ。
お土産を買いすぎたときや、温泉でタオルを持ち歩くときにも便利です。
コンパクトに折りたためるタイプなら、荷物にならず安心!
2. アイマスク・耳栓
- ホテルの照明が明るすぎる
- 隣室の音が気になる
- 電車でしっかり休みたい
こんなときに、アイマスクや耳栓があるだけで快適度が激変!
一人旅だからこそ、しっかり眠れる環境を整えてあげましょう。
3. Kindle or 小さな本
一人旅では、思った以上に「自由時間」ができます。
- 移動中
- チェックインまでの時間
- 食後のひとり時間
そんなときに、読書があると「待ち時間が癒しの時間」に変わります。
紙の本でも、軽いものならOK。
旅先での静かな読書は、心を落ち着かせてくれる素敵な時間になりますよ。
いらなかったもの・あえて持たない選択もOK
「念のため」と思って詰め込んだ荷物が、
旅先ではほとんど使わなかったなんてこと、ありませんか?
50代になると「不安=準備」で解決しようとして、つい荷物が多くなりがち。
でも実は、“持たない勇気”も一人旅を快適にする大事なポイントなんです。
● 「現地で買えばいい」と割り切る
- 万が一の雨 → コンビニで傘は買える
- 足りない化粧品 → ドラッグストアで調達可能
- お土産袋 → 現地で用意してもOK
すぐ手に入るものは、無理に持たなくても大丈夫。
「現地調達」という選択肢を知っておくだけで、荷物はぐっと減ります。
● 荷物が多すぎると、心まで疲れる
- 重たいカバンを持ち歩くのがストレス
- 宿泊先で「出し入れが面倒」に感じる
- 帰り道に「なんでこれ持ってきたんだろ…」となる
荷物の重さは、心の負担にも直結します。
思いきって「なくても困らないものは置いていく」ことで、
旅の身軽さと気楽さが手に入ります。
● 失敗しても大丈夫
もし何か忘れてしまっても、
それが「旅の経験」として次回につながるなら、
その“失敗”すらも、意味のある旅の一部。
完璧な持ち物リストを目指すよりも、
自分にとって「ちょうどいい旅支度」を見つけていくことが大切です。
まとめ|持ち物の正解は「安心できるもの」
一人旅に何を持っていくか——
それは、旅のスタイルと同じように「人それぞれ」でいいんです。
この記事で紹介した持ち物は、
実際に「持って行ってよかった」と思えるものばかりですが、
一番大切なのは、「自分が安心できるかどうか」。
荷物が多くてもいい、少なくてもいい。
大事なのは、あなた自身が「安心して旅を楽しめること」です。
最初は「これもあった方がいいかな」と不安になるかもしれません。
でも、旅の回数を重ねるうちに、
あなたにとっての「ちょうどいい旅支度」が、自然と見えてくるはず。
持ち物を整えることで、心も少しずつ整っていきます。
そしてその準備の時間もまた、旅の一部。
「安心して出発できる準備」、それこそが50代からの“わたし旅”のはじまりです。
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